お知らせ*助成金

赤い羽根居場所を失った人への緊急活動応援助成が終了しました。

当法人では、赤い羽根 ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン<居場所を失った人への緊急活動応援助成 第8回>の助成を受け、困難に直面している子ども・若者たちが、人と過ごす楽しさや喜びを得る機会を提供し、彼らが本来持っていた学ぶ力や生きる意欲を育むことを目標に以下の取り組みを行いました。

①スタッフの育成
②孤立感を強める若者へのピアサポート活動
③社会とつながるための居場所活動とグループワーク
④社会とつながるための体験活動

この事業を通して、他の相談機関とつながっていない若者や保護者の個別相談を実施することが出来た、外部団体と一緒になる活動では、参加者は少なくなってしまったが、参加した若者はその後も活動を前向きに行うことができたなどの成果が見られました。

今回、寄付してくださった方のおかげで充実した活動を行うことができました。

かつて、フリースクールなどで関わってきた子どもが高校中退後に連絡が取れない、大学を休学してしまった、就職前後で引きこもりがちな生活に戻ってしまった、そんな現状を見てきた中で、彼らが社会とのつながり続けて生きていくための社会変化に対応した取組みが必要なのではないかという想いがこのプロジェクトを企画した背景にあります。そうした中、コロナの感染拡大が広がり、社会全体も余裕がなくなっていきました。困難に直面し、立ち尽くしている彼らのために何か出来ないかと考えているところにこの「赤い羽根 ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン居場所を失った人への緊急活動応援助成事業」のことを知り、チャレンジする機会を得ることが出来ました。皆様のご寄付によってこのような取り組みを実施させていただいたことで、様々な課題や明るい方向性を掴むことができました。今後も子ども・若者たちにより沿ったパーソナルなサポートを目指して、この事業を発展させていきたいと思っています。本当にありがとうございました。