夏休みスペシャルプログラム実施報告
『編集部持ち込み企画』
日時:2024年8月9日(金)・16日(金)・23日(金)13:00~16:00
会場:横浜青年館M-base、講師:いわさわ正泰氏(マンガ家、マンガ編集者)
2024年の夏は、リニューアルした横浜青年館M-baseで3日間のスペシャルプログラムを実施しました。暑い夏に実施した3日間の熱いマンガ体験を報告いたします!
8月9日(金)、この日はじめて3日間を共にする仲間がM-baseに集まりました。
それぞれに自己紹介をしてお互いを知り、講師のいわさわ先生からマンガ家という仕事・マンガ業界について、先生の実体験をもとにお話してもらいました。マンガを描くという仕事には、自分のつらい体験や失敗談もすべてネタにできるというとてもポジティブな面があり、近年は分業が進み好きな工程のみ担当することもできるようになった。マンガの需要はますます高まっていて、ものすごくチャンスがある職業ジャンルであるというお話を聞いてみんな俄然やる気になってきました。
講義後は、別室でキャラクターからストーリーを考える手法を教えてもらい。それぞれにオリジナルキャラクターを創作しました。考えたキャラクターをもとに、お話を考えて次回は途中経過を見ながら原稿を描き進めていきます。
8月16日(金)、なんとこの日は台風が関東に最接近!朝から暴風警報が発令されたためプログラムは休止となりました。
その振替として8月20日(火)10:00~16:00に自習室を開放し、M-baseへ自由に来てマンガ原稿を進める日にしました。先生はいませんでしたが、集まった参加者はそれぞれにお話したり一緒にお弁当を食べたり交流しながら、マンガ原稿を進めることができました。こんな生徒だけの日もいいですね!初めての仲間同士でお話したり楽しく過ごせました。
8月23日(金)、最終日です!いわさわ先生が編集者として、参加した皆さんの作品を講評してくれました。別室に一人ずつ呼ばれて、目の前で作品を読んでもらい講評を受けます。別室に呼ばれる時の緊張感は、端から見ていてもすごいものがあります。先生は一人ひとりの良いところを見つけて気づかせてくれ、もっと良くするにはどうすればいいかを丁寧に説明してくれました。書いてもらった講評シートは、今後の創作活動のヒントになる宝物ですね!全員の講評が終わったら、頭の体操のワークショップをしました。いわさわ先生が描いた1ページマンガの最後のコマが空白になっており、そこに絵を描いてセリフをいれて完成させます。参加者と一緒にスタッフも挑戦して、各自面白いオチを考えてお互いに見せあって大笑いでした。
台風で休止になった回もあり大変だったと思いますが、みんな最後までよく取り組みました。今回の経験を活かし、これからも楽しくマンガを描いていって欲しいと思います。お疲れ様でした!!
この活動は、『赤い羽根 ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成』を受けて実施しています。